8回目の夏の体験教室

こんにちは。茂原産業 代表の雪田です。

茂原産業は毎週火曜に全体での朝礼と、私たちがいつも使っている環境や設備を維持する『整理・整頓・清掃』の3S活動をしています。

朝礼は全員参加です。週に1度、全員が集まる貴重な機会です。

朝礼では毎週、代表である私がその時に感じていることを、心に残りやすい一言にして社員に話しています。

8月22日に、茂原商工会議所主催の「夏の体験教室」が開催されました。

茂原産業も2014年の第1回目から携わらせていただきまして、はや8年。
8年となると当初小学1年生だった子たちも中学生になり、
高学年だった子たちはもう成人している年月となります。


振り返ると、感慨深いものがありますね。 昨年は残念ながら、コロナ感染予防の観点から夏の体験教室は中止となり、
学校へ赴いての出張体験教室のみの開催でしたが、今年は感染対策のために形態を一新し、初めてのオンライン開催となりました。


LINEのオープンチャットとZoomを活用して、子どもたちは自宅からの出席となりましたが、
おかげ様で反響もよく、体験教室参加事業所全体で当日は63名(のべ93名)の子供たちにご参加いただきました。

アクセサリやお菓子作り、漫画の描き方等々、今年は全部で9つの教室が開かれ、
茂原産業ではゲルマニウムラジオ製作の教室を開きました。
ゲルマニウムラジオは電源を使わず、電波のエネルギーを利用して音を鳴らすラジオです。


8月22日の当日は、オンラインを通じて指導が行き届くか不安もあったのですが、
心配したようなトラブルもほとんどなく、参加してくれた全員が無事にラジオを組立ててくれました。

そしていざ、『完成した!』というところでイヤホンを耳に当ててみると…………音が聞こえません。

戸惑う子供たちに罪悪感を感じながら
「このラジオはアンテナとアースを繋げて、アンテナを長く伸ばさないと聴こえません」と、聴こえない理由を説明しました。


すぐにラジオが聴けると期待していた子供たちからの、何ともいえない反応が返ってきまして、
それが非常に心残りです。

アンテナはそれぞれのご家庭で繋いで試してもらうようお願いしましたが、アフターフォローとして、
社内でもアンテナを設置したので、子どもたちに来てもらって、ラジオを聴いてもらう事を計画しています。
夏休み中には間に合わないかもしれないけれど、自分の作ったものがちゃんと使えるという
成功体験を味わってほしいと思っています。


体験教室の準備には苦労も多く、ことに今回はオンライン開催に当たっての緊張もあったのですが、
教室が終わった瞬間の安堵感、作ったものが出来がった瞬間の子供たちの喜んだ笑顔を見ると、
毎回毎回、やってよかったと、こちらも報われた気持ちになります。

また、そんな喜んでくれた子供たちの様子を見ていたら、自分も小さい頃は素直な感性を
持っていたのになぁと、つい感じてしまいました。


子どもたちに接する機会があると、自分たちが素直で純粋な気持ちを忘れていることに気が付きます。

大人になると慣れを生じて、日々の感動にも疎くなるために、時間が過ぎるのを早く感じてしまうと言われますが、
子供たちを見習って日々、感性を研ぎ澄まし、新鮮な気持ちで過ごしていければ、もっと毎日を大切に過ごせるのでは思いました。

知識や経験は大人が教えられますが、子供の感性からは、それ以上に大切なことを教えてもらっています。
普段、子供に接する機会の少ない私たちにとっては、
忘れがちな素直な心を取り戻す貴重な体験ができるのがこの教室なのです。